top of page
検索
  • 執筆者の写真mojitama

『ソードアートオンライン』


著者:川原 礫

出版社:KADOKAWA


 皆さんはVRと聞いてどんなものを思い浮かべますか。様々な用途がありますが、やはりゲームと答える人は一定数いると思います。更に一歩踏み込んで”フルダイブ”と答える方もいるでしょうか。

今回はその”フルダイブ”という概念を広めるきっかけのひとつでもあろう作品、『ソードアート・オンライン』を紹介していきます。



~あらすじ~


仮想空間へのフルダイブが可能になって初の本格的なVRMMO、魔法がない剣の世界『ソードアート・オンライン(SAO)』のサービスが開始した。

だが、SAOの開発者の宣言により、突如としてデスゲームへと変貌した。

クリアまで脱出不可能、ゲームオーバー=現実での死。そう告げられた主人公・キリトは、はじまりの街をひとり早々に駆け出し、一人孤独なサバイバルへと身を投げる。

それから2年、キリトはSAO内最強ギルドに所属する女流剣士・アスナと出会う。アスナからのコンビの誘いを受けたキリトは、今まで知らなかった世界を教えてくれたアスナや仲間たちとともにゲームのクリアを目指す。



ということでもう少しかみ砕いて説明しますと、伝えたいのが本作では一巻で内容が完結しているということ。デスゲームの幕開け。アスナとの出会い、恋愛、イチャラブ、そしてラスボスとの対決。ですので最新巻まで読まなくとも楽しめる一冊になっています。


逆にアニメを見た方は「え、あのキャラでないの?」となるかもしれませんが、続く2巻で多くのヒロインたちが登場します。本筋の攻略部分が1巻に集約されており、各ヒロインとのエピソードが短編集の形で2巻にまとまっています。


またこのアインクラッド(SAOの仮想世界の名称)の物語は、攻略の様子を一から描くプログレッシブ(全8巻で刊行中)なるものがあるので、キリトとアスナのイチャイチャが見たい方はこちらもオススメしたいです。



本作にも出てくる”VRMMO”、今でこそ創作物では多く扱う設定ではありますが、その走りとでも言える作品だと思います。

本作では《ナーブギア》と呼ばれるヘルメット型のゲームマシンを着用することで、VRの仮想空間へと意識を繋ぐことができるようになっています。脳とデバイスをリンクさせることで、五感すべてで仮想空間に完全に入り込むことから「完全ダイブ」→「フルダイブ」となっています。


この技術を待ち望む人は、筆者含め数多くいると思います。しかし、現実問題としては非常に難しく、技術的な問題はもちろん、脳が直接かかわることによる倫理的な問題も挙げられます。

現代のVRマシンを見ても、遮断が簡単な視覚と聴覚しか機能していません。

ですが、未来のことは分かりませんし「事実は小説より奇なり」とどこぞの竜王のように、平然とフィクションを超えてくることもあります。

VRもそのように進化すればいいなと心の隅で願うばかりです。

ということでアニメだけでなく、小説の『ソードアート・オンライン』もぜひ見届けてみてください。


今回、SAOの小説の紹介をさせていてだきましたが、今年度は『ソードアート・オンライン-アノマリー・クエスト-』のプロデューサーの方に取材をさせていただく機会がありました。

『アノマリー・クエスト』のことはもちろん、VRについてなどのお話も聞くことができたので気になった方はチェックしてみてください。



Text:3年 飯田 鈴馬

閲覧数:7回0件のコメント

留言


bottom of page